今年は経済センサスの調査年に当たるようで各事業所に調査用紙が届けられた。記入方法について当事務所への問い合わせも多い。経済センサスは経産省と総務省が2009年から概ね5年ごとに行っている統計調査であり、我が国における産業構造を包括的に捉え、実態を明らかにすることを目的とする重要な調査とされている。
似たような調査としてサービス産業動向調査(総務省)商業統計調査(経産省)、特定サービス産業実態調査(経産省)があったが報告者の皆様の負担軽減を図るためとして2019年からは経済構造実態調査(総務省、経産省)なるものが創設されこれら3つの調査の廃止となっている。経済センサスの調査項目を見て思うことは、そのほとんどが決算書の数値であるということ。事業者のほとんど全てが年次決算を申告しているはずなので、そのデータを使えばこの調査は無くて済むはずである。もし何らかの理由で廃止できないとしても、せめて財務省を担当に加えたられないものであろうか?
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