1日の仕事を終え、妻と「お疲れ様!乾杯!」とビアグラスを傾ける。至福の時だ。ところが最近この「お疲れ様」という言葉に疑問を抱くようになった。チームで仕事をやり終えた後の別れの挨拶としてはまことにふさわしいのだが、ややもすると朝出会ったばかりの挨拶にも使われたり違和感がある。言葉にはプラスの言葉とマイナスの言葉があり、マイナスの言葉は決して使ってはいけないとは中村天風師の教えだ。
師がテニスの試合で負けたのを見た弟子が「先生負けちゃいましたね。」と冷やかすと師は「なあに相手が勝ったんだ。次は俺が勝つよ。」と返したという逸話が残っているほどの徹底ぶりだ。
「お疲れ様」はマイナスの言葉ではなかろうか。その言葉の後につい「あー疲れたな」となり、ますます疲れを実感することになる。
そこで最近は「お元気さん!カンパーイ!」と言うように変えてみた。違いは歴然。体に力がみなぎってくるようだ(*^^)v
皆様もお試しあれ。
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