一生懸命力を抜く!?
「弓と禅」という本があります。昭和初期、ドイツの哲学者ヘリゲルが禅を修練するために来日し、その修業として弓道を究める物語なのですが、その中で師匠とこんなやりとりがあります。
「力を抜こうと一生懸命努力しているのです。」
「それが問題です。あなたは呼吸する他には何もしないでください。」
私自身呼吸法の稽古では何度となく「力を抜け」と言われ続けいるのですが、力の入ってる人が力を抜くことがいかに難しいかを痛感しています。妻に「どうしたら力が抜けるか?」と問うたところ、「あなたの好きな石野真子ちゃんのことでも考えたらいいんじゃない?」とのこと。この人は全く力が入っていない(^^;)一生懸命力を抜く!?
所長 森 利彦
業績報告をしていると業績を気にしない経営者の方はいないとつくづく思います(気にしないふりをしている方はいますが)。
当事務所では、全関与先様に予算を作成してもらっています。予算作成後は、毎月の業績報告書を通して、予実管理をしていきます。
「三輪さんの報告は心に刺さる」というようなことをよく言われます(特に業績が悪いとき)が、正しい数字ではっきりと仕事の結果が出ているため、胸に響くのだと思います。
熱心な経営者の方ほど「はっきり数字に出して報告してもらえるから助かる」と喜んでくれます。
三輪 和正