「年齢表示の不思議」
「9月11日夜、東京・港区の日本料理店。東京都知事の小池百合子(65)は前衆院議員、若挟勝(60)とともに、民進党を離党したばかりの元環境相、細野豪志(46)と会食していた。」
これはつい最近の新聞記事の一コマである。かっこ書きはもちろん年齢を表すものと思われるが、私にはかなりの違和感がある。新聞記事やニュースなどでよく見られる書き方だが、なぜわざわざ氏名の後に年齢を表示する必要があるのだろうか。同姓同名の人との混同を避けるため、というのが一応の理由だろうが、東京都知事の小池百合子といえば一人しかいないし、元環境相だってそうだろう。恐らくは年齢にこだわる国民性の現れと思われるが、ケースバイケースにしてほしいものですね。
森 利彦
「書面添付制度」について毎期決算期に関与先様に説明しています。正確には、「税理士法第33条の2第1項に規定する添付書面」といいます。
これは、決算書・税務申告書が適正であることを税理士がより重い責任を負って保証するものです。
また、この書面添付を付けて税務申告がされていると、税務当局は税務調査をする際、原則として事前に税理士に意見を聞かなければなりません。その結果、税務調査に至らないケースもあります。
具体的な書面添付の記載内容は、会社が正確に帳簿を作成するためにどのような工夫をしているのか、前期と比べて金額の増減が大きい事項についてどのような取引原因があったのか、税理士が月次巡回監査を行っているのかなど様々です。
真面目に一生懸命帳簿を付けている会社は、そうでない会社と区別してもらうためにも書面添付を付けてもらうよう会計事務所に積極的に依頼されるとよいと思います。
三輪 和正