ブータンの1人当たりの国民総所得は1920米ドル(世界銀行,2010年。ちなみに日本の1人当たりGDPは約20倍だが、幸福度ランキングは先進国中最下位)であるにもかかわらず、国勢調査では国民の97%が「幸せ」と回答しているそうです。 ブータンでは国民総生産(GNP)より国民総幸福量(GNH)が重要であるとして1970年代から国民の幸せを増大する政策をとっている。例えば医療費と教育費を無料にし、煙草や高山への登山は禁止しているとのこと。 今後人口減少が避けられない我国においても、従来の価値観を転換する時期に来ているのではないだろうか。