当選後も選挙活動中と同じような移民排せきの言動をくりかえし、多くの人権団体から反発を受けているトランプ次期大統領は世界注目の人物だ。
超大国アメリカの大統領としてこれほど極端な他国の攻撃で注目を集めた人物は無かったはずだ。昔と違ってTwitterという簡単な発信手段が助長していることはうなずけるが、16日に行った初めての記者会見もひどいものだった。自分に不利な質問をする通信社の記者を強く非難し、今後の政権の柔軟性が全く見られない方向が明確になった。 まもなく政権の座につくが、その船出はかなりの不安要因を抱えていくことになる。