かつて「スマホ依存症」について本欄で考えたことがあったが、これも含めてデジタル万能時代の現在ではスマホやタブレット,携帯ゲーム機や音楽プレイヤーでもネット接続が可能なため、あらゆる機器に依存しすぎてデジタル認知症に陥る可能性が高いと専門家は警告している。
人間の脳内にはドーパミンという快楽ホルモンが存在している。
多くの便利な機器の乱用がこれらの脳内物質のバランスを崩して果ては死滅を招くらしい。業務内のデジタル機器の利用は当然の行為で、中間での休養タイムで十分消化可能なのだが、問題は趣味などの興味本位の利用で発生することが大部分だ。
機器からの距離を置いて使用時間のルールを定めることが望ましい。年齢に応じたルールも考えて罰則も有効だ。